パシフィック・リム
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自分の名前さえも思い出せない青年は『ハクオロ』と名付けられる。
『エルルゥ』達の手厚い看護を受け徐々に回復した『ハクオロ』は、村の貧しい生活を見て自分が出来得る限りの力を貸すことにする。
傷を治療しつつ、畑を耕したり、村人との交流を深める等、ゆったりとした時間が過ぎていく…。
しかし、傷の癒えた『ハクオロ』は、村人皆が待ち望んでいた収穫の時季に、様々な難癖をつけ、税として貴重な食料を徴収する横暴な藩主の振る舞いを目の当たりにする。
そして更に様々な要因が絡み、ついに『ハクオロ』達は叛乱軍として蜂起せざるを得なくなってしまった…。
ウィツァルネミテア信仰とオンヴィタイカヤン信仰の2つが登場しており、大半はウィツァルネミテアを信仰している。
これら2つの信仰が崇める神はそれぞれ対立しているため、数や勢力で劣るオンヴィタイカヤン信仰は冷遇される傾向にある。
ウィツァルネミテアを信仰しているオンカミヤムカイは『調停者』を自負しており、教えを広めるだけでなく、國や部族間の仲介をし当事者同士を結びつける役目を自らに課している。
両者とも神話自体は共通しており、「オンヴィタイカヤンが人間を創造し、その人間達をウィツァルネミテアが解放した」と語られている。
動物の耳、尻尾などが生えている『亜人間』たち。
ハクオロ以外すべて『亜人間』であり、彼らを中心としてストーリーが進む。
彼らは種族ごとに外見または能力的に特徴があり、基本的には種族ごとに集落、國を形成している。
彼らは火神・水神・土神・風神(ヒムカミ・クスカミ・テヌカミ・フムカミ)と呼ばれる『神』を1人1柱ずつ宿している。
母性遺伝がかなり強く、耳や尻尾などの特徴は母系遺伝である。
女性に優秀な男性と子を成し、その血を受け継がせることを務めとしている種族も存在することから、父性遺伝子も機能している。
気がつけば、雪の舞う何処とも知れぬ荒野に立ち尽くしていた。
何故こんな所にいるのか判らない。
それ所か記憶が......自分が何者なのか、名前すらも覚えていなかった。
あまりの状況に呆然と立ち尽くす。
だが、それをあざ笑うかのように、突然昆虫のような巨大なバケモノが襲いかかってきた。
必死に逃げるも追い詰められ、絶体絶命の危機におちいってしまう。
そこに颯爽と現れた少女。
彼女の名は「クオン」
命を救ってくれたのは、獣のような耳と尻尾を持つ、見目麗しい少女だった。
第1話「招かれざるもの」
第2話「荒ぶる森の王」
第3話「紫琥珀」
第4話「戻れぬ道」
第5話「森の娘」
第6話「集う力」
第7話「皇都侵攻」
第8話「調停者」
第9話「禁忌」
第10話「傭兵」
第11話「永遠の約束」
第12話「動揺」
第13話「血塗られた戦い」
第14話「戦禍」
第15話「宴の終わり」
第16話「戦いの果て」
第17話「幼き皇」
第18話「解放軍」
第19話「決別」
第20話「初陣」
第21話「大封印」
第22話「忌まわしき契約」
第23話「心の在り処」
第24話「滅びゆくもの」
第25話「太古の夢跡」
第26話「うたわれるもの」
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